金物屋の猫ページ

店は暇でも猫で大忙し! 店の中、倉庫の中、家の中、窓の外で待ってる猫たち。 幸せ半分悲しみ半分。

しんちゃんの不思議な花

しんちゃんの花

黒猫が続いたところで、白猫が続いたこともありました。
思い出すと辛い話なのですが…

今から4年前の今頃は、ハル、ナオ、チビ太、マメちゃんの4匹の他に
しんちゃん(当時2歳ぐらい♂)と、うさ子(当時1歳ぐらい♀)
2匹の白猫が、皆と仲良く倉庫で暮らしていた。

2005年の8月のある日突然、しんちゃんが当たり前の顔をして、
餌場でごはんを待っていた。体は大きいが威張りもせず、温厚な性格で
まるで仔猫の時から一緒だったように、すぐに皆と馴染めた。

その3ヶ月後ぐらいに、クタ~っと行き倒れのような、小さいメス猫登場。
ごはんをあげたら、どんどん元気になったのは良いが、避妊手術の際には
なんとお腹に5匹もいた(>_<)危ないところだった。
可愛い性格で、チビ太と一緒の寝箱で、その冬を越した。

そして、その次の冬を迎えるはずが、秋に2匹の白猫は召されてしまった。
それも3日違いで…
ショックと悲しみの複雑な思いを整理しながら、「ずっと皆と一緒だよ」って
遺骨の一部でも良いから、倉庫の裏庭に埋めてあげようと決心した。

だが、夏の間に伸びきった雑草を刈り込んでからではないと無理。
亭主が、やっと刈り払い機できれいさっぱりしてくれて、
それではと、埋めて土を盛ったその日は、
偶然にもしんちゃんが亡くなってから四十九日目だった。

その数日後、いつものように盛った土にお線香を立てていたら
手前に太い芽が出ていた。これは雑草ではない!と思った。
子供の頃、机の上で栽培していたヒヤシンスの芽を思い出したから。

まるで墓標のような、その芽は伸び続けて翌年の夏前に枯れた。
でもまた秋には芽を出し延び続けて、また枯れて…
そんな繰り返しがあっての昨年の2月、たった1本の花芽だけれど
真っ白な花を咲かせてくれた。そして、今年も。

暮れから咲き始めて、現在は終わりに近いが今回は全部で9本の
花芽が出て、きれいに咲いてくれた。
たぶんスイセンだと思うが、全部真っ白なのは珍しいと思う。



さんざん、馬鹿にしていた亭主も不思議がっています。
この1年、なーんにも良い事なんてなかったけど、この花に
2回も癒されたのだと思うと、涙が出てきそうになります。




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  1. 2010/02/28(日) 18:15:53|
  2. 倉庫の猫たち
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